まちづくりは単にお店を出して、商売ができて利益をあげればいい、といった狭い考え方だけではできません。
お店を利用してくれる人や通行する人の安全も全ての責任をもつことが求められます。
小手先の対応ではなく、店の構えや設備を充実することも大切だと気づきます。
それらはあって当たり前でのものではないし、そのことを知るとわたしは感謝せずにいられません。
前回のなぜ「反対」しているのですか?でリバティ長岡が夜も路上を照らすことで住民が歩きやすい事を書きました。
写真をごらんください。
夜の9時前で、まもなく閉店時刻ですが、気づきませんか?
わたしもこの前をよく通りますが、これだけ明るいと安心して歩けます。女性の方ならなおさらでしょう。
お店の照明が路面を明るく照らしていますよね?
「それがどうしたの?」
写真の右側を見ましょう。
リバティ長岡前の道路に公的な街灯がほとんどありません。
とくに写真右側にはまったくないことがわかります。
リバティ長岡の照明が前を通る通行人の安全を確保してくれていることに気づきますよね。
照明が明るすぎると思うかもしれませんが、これだけ明るいと防犯になります。
もし、リバティ長岡がなくなって、暗くなったらどうなるでしょうか?
想像しましょう。
照明がほとんどない、暗い夜道を歩くのはどこか不安になりませんか?
昔は市内のあちこちで「夜はチカンに注意」の看板をよく見かけたものです。
毎日歩いていると無意識にそれが当たり前になってしまい、気づきにくいかもしれませんが、リバティ長岡があるおかげでわたし達住民は夜も安心して歩けるのです。
お店に買い物に来る人達だけでなく、通行人や近隣住民、わたし達が住む長岡京市の「良好な住環境」をリバティはこのように形成してくれているのです。
設備代も電気代はリバティ長岡が負担してくれています。
本来はここまでする義務はありません。
冬の夕方は午後5時にはもう暗くなりますが、それでも明るいのです。
夜の閉店後も店内の照明が長く点灯していることも多く、そのおかげで帰宅が遅くなった女性も安心して歩けます。
個人でできるか、といったらできないですよね。
まちづくりの目的である良好な住環境を形成を支えるのはお店が気づかない所で負担して、責任をもって工夫してくれていることもあるのです。
そして、その恩恵を受けている、わたし達住民も無関係ではないことに気づきます。
本当にありがたいことではないでしょうか?
この場所でわたしたち住民と共に良好なまちづくりにつとめてきてくれたから、信用されているのです。だから、リバティ長岡の池上社長を応援させてもらっています。
(文責 前川修寛)